時間のたつのは早いもので、もう14年と6カ月たちました。
当時の記憶では70歳すこし前、老後の健康に気を付け始めたころでした。
男子の平均寿命は76.64歳、健康寿命は69.47歳、女性の平均寿命は85.95歳、健康寿命は72.69歳と公表されていました。私の老後の姿を想像し、元気な老後を過ごしたい、と強く思っていました。
新聞、雑誌、テレビ、等の健康覧によく目を通しました。それによりますと適度の運動、食事、睡眠が老後の健康のための三大要素と考えられます。年をとって、転ばない為にも、ウオーキングを勧めています。先生方が勧めるなら、その実験台になろうと思いました。
O脚ですので過分の負荷はかけられません。足の屈伸運動は長続きしませんでした、そこで、運動は朝歩くことにしました。約4km、はじめは多分、小幅でゆっくり歩いていたと思います。慣れてくるとスピードを変えたり、歩幅を変えたりして歩きました。私のつたない記憶では、60歳半ばから、雨の日、極寒の日を除き,ほとんど散歩と言うより、運動に出かけました。約20年になります。
お陰様で、80歳半ばになり、古い知人に会うと「姿勢がいいね、お元気ですね。」と言われています。O脚のためにもよかったと思います。膝関節の周りの筋肉等が強固になり、膝のレントゲンを診ても軟骨もしかりしていて、きれいな写真でした。
健康寿命を延ばす為には『適度の運動とバランスの良い食事、質の良い睡眠(睡眠については20年以上、寝具の研究を通して学んでいます。)』と言われています。あと一つ重要なことがあると思います。それは心使いです。余りにも利己的な人は社会から孤立し、健康的な精神状態と言えず、健康寿命にも影響します。
健康で自立した生活は、『運動と食事と睡眠と心使い』