弊社では「肩の沈むマットレス」(商品名 なかめりマットレス )を開発して、
骨まで見えていた重症の褥瘡を6ヶ月で完治させるなどの成果を挙げました。
また、2004年10月には「改良敷き布団」として特許を取得いたしました。以下はその研究成果です。
寝返りを支援して褥瘡を防ぐ、上向きでも横向きでも対応
平成12年9月睡眠環境学会で「介護医療施設における支援補助具-床ずれ予防、治療マットレス-」
足利工業大学 小林敏孝教授、荒川一成講師の指導のもと、発表しました。
右の図、 [ A,D ] を普通のマットレスの硬さとし、
[ B,C ] を柔らかい材質としました。
横臥位(横向きに寝た場合)で [ B,C ] に肩がきたとき沈み込み、
肩への圧力は小さくなります。また、寝返りしても、仰臥位(仰向け)、横臥位どちらも同じ高さの枕でストレスがありません。
肩の沈むマットレスを科学的に分析
上向き(仰臥)
|
横向き(横臥)
|
|
|
一般寝具の寝姿勢 |
|
|
一般寝具の寝姿勢 |
|
|
肩の沈むマットレス |
|
- 上向きでも横向きでも同じ高さの枕でよい。
- 上向き(仰臥)姿勢でストレスが少ない。
- 横向き(横臥)姿勢でも安定する。
- 体圧分散がうまく行き、血流障害が少ない。
- 手のしびれ、肩の痛い人、腰痛の人にも良い。
- 肩こりになりにくい。
- 寝違いがおこりにくい。
- 顔のむくみ、美容と健康にも良い。
- 上向き、横向きともに安定するため、安眠ができる。
- 寝覚めがすっきりする。
ビビット測定図
図-1 硬い敷き布団
|
図-2 なかめりマットレス
|
硬い敷き布団の上で上向き、横向きそれぞれの快適な高さの枕での寝姿勢のビビット測定図。快適な枕の高さは横向きと上向きでは大きく異なる。 | 「肩が沈むマットレス」なかめり21で上向き、横向きそれぞれの快適な高さの枕で測定した、ビビット測定図。同じ枕の高さでストレスがない。 |
肩こり、腰痛、枕でお悩みの方に「肩が沈むマットレス」(たたみ用)(ベッド用)をお勧めいたします。
「なかめり枕」で寝姿勢の研究もしております。