腹臥位(うつ伏せ)療法を支援するために
腹臥位療法は、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、パーキンソン病などにかかって、寝たきりの人、または寝たきりになりそうな人、その他、高齢化に伴う慢性疾患の影響で、食べることや、排泄機能、手足の機能が衰え、人と話すことや移動することも困難になった人に有効で、寝たきりの予防と、寝たきりになったときに起きてくる症状を予防・改善します。
しかし、優れた療法でありながら、専用の補助具がなかったため、無理な姿勢で関節を痛めたり、皮膚を傷つけてしまうことがありました。
褥瘡予防の研究
褥瘡予防は体位変換がすべて
宇宙空間では褥瘡は出来ない。
病気や高齢などで寝たきり療養を余儀なくされている方にとって、褥瘡(床ずれ)は悩みの種です。
弊社では「肩が沈むマットレス」(たたみ用)(ベッド用)や腹臥位セットにより、この褥瘡(床ずれ)問題に対し、寝具開発の側面からアプローチしています。
なかめりクラウドマット【うつ伏せ寝用敷寝具】も新たに開発・製品化しました。
研究・論文インデックス
腹臥位補助具の有効性と使用感について
なかめりクラウドマット【うつ伏せ寝用寝具】の開発
仰臥位と腹臥位の関係について -腹臥位補助具の開発の指針として― (睡眠環境学会 発表原稿4)