私は小さい時から口を開けて呼吸することが多く、舌を出すと舌の周りがギザギザで白っぽい色をしていました。下の歯が少し前に出ていて、噛み合せが悪く、顎が細く、比較的細長い顔立ちです。最近、年と共に、唾で誤嚥をすることが多くなりました。年だから仕方がない、「気を付けよう!」位しか思っていませんでした。
4月18日の『ためしてガッテン』を視聴して初めて理解できました。これらは全て『低位舌』が原因でした。 正しい舌尖の位置は上顎前歯のすぐ後ろに位置し、唾液を飲み込むたびに舌が口蓋に密着する。 舌の成長を伴う安静時舌圧と嚥下時舌圧が歯牙と上顎骨を前方、側方に押して上愕骨の成長を促している。
低位舌は舌尖の位置が低く、嚥下時に下顎前歯を裏側から押している状態である。本来、上顎骨の成長を助けるべき舌が上顎骨を前方・側方に押さないため、舌圧不足により、上顎骨は成長不全・劣成長となり、上顎歯列弓が狭窄し、反対咬合・交叉噛合となる。・・・(ウィキペディアフリー百科事典より)
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低位舌は舌の筋肉の低下の証拠 (ためしてガッテンより)
1、 気管が圧迫されて狭くなり、無呼吸症候群になりやすい。
2、 誤嚥性肺炎になりやすい。
3、 口呼吸をする人が多く、歯周病になりやすい。
低位舌改善!カンタン舌体操 『べろはたから』『べ』は思い切り舌を真下に出して発音する、
出したり戻したりすることで、舌の位置を高く持ち上げる筋肉を鍛えます。 『ろ』と『ら』は舌を滑らかに動かすための訓練。
『た』と『か』は舌先そして下の奥を強く上顎に押しつけて発音するため、
食べ物をのどの奥に送る筋肉を鍛えます。 この言葉を1日20回繰り返します。(声は出しても出さなくとも良い。) 私は『うつ伏せ用顔枕』を使って、うつ伏せで寝ていますが、舌に注意を払ってみますと、『うつ伏せ寝』の時の舌の状態は自然に『正常舌』になります。
試しに、上向き(仰臥位)で寝ると、舌の奥の方が下がり、気道を塞ぐようになり、舌先は下の歯に接する、『低位舌』になり易いです。 うつ伏せ寝は『無呼吸症候群の改善』に役立つことを実感できます。
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