4月9日の午後8時30分にNHK教育テレビ【きょうの健康】の番組に偶然チャンネルを合わせました。
国立病院機構大阪南医療センターの副李院長 米延策雄先生が解説していらっしゃいました。
首の痛みと共に「手や脚がしびれて動きにくい」、「尿が出にくい」と言った症状があるときは、頚椎の病気が疑われます。症状に気付いたら早めに受診し、医者に相談することが大切です、とお話していました。 頚椎を通る脊髄や神経には、“手足を動かす”“手足の感覚を脳に伝える”“内臓の働きを調節する”などの役割があります。そのため、頚椎の病気によって脊髄や神経根が傷害されると、首だけでなく、手や脚、排泄機能などにも症状が現れます。 心配のいらない首の痛み 首の痛みの原因になんらかの病気が関係しているのは全体の1割程度で、8~9割は検査をしても原因と見られる病気が見つからない、心配のないものです。これらの首の痛みを総称して 「頚肩腕症候群」(ケイケンワンショウコウグン)と呼んでいます。 痛みが起こる最も大きな原因は、長時間同じ姿勢を続けることです。その結果、首や肩の筋肉が疲労したり、緊張して血行が悪くなります。血行不良になると、「乳酸」などの疲労ぶしつが筋肉に蓄積して、痛みを引き起こすのです。 私も8年前かかとの骨を陥没骨折をして、入院し、手術をしました。その時『出来るだけ動かないで下さい! 麻酔の後遺症が出ますから。』と言われ動かずにいたら朝になって、首の筋肉に激痛が走り、動けなくなりました。 コンピュター関係の人に肩こりのひどい人が多いと思います。 寝覚めて肩こりがする人は、寝姿勢が問題で、枕が低い人は横向きの時、肩への圧力が高く、血流障害をして、肩こりになります。又高すぎる、枕をする人も、上向きのとき頚椎に負担をかけ、肩こりになります。 基本的に肩こりの解消は柔軟な筋肉を作ることです。その為には身体を動かすことですが、自己流で運動すると動かす筋肉は多く動かし、動かさない筋肉もあります。満遍なく身体各部を動かす為には、テレビ体操のようなものをお勧めします。 |