株式会社 中島メリヤス

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腹臥位で何パーセントの無呼吸症候群が改善できるか

前回のブログ『無呼吸症候群の約30%は側臥位で改善』で太田睡眠科学センターの千葉伸太郎先生のデータを掲載させて頂だきました。
無呼吸症候群の主たる原因は舌根沈下、軟口蓋沈下と言われています。

図-1

図-2

図-3

図‐2の様に、仰臥位で重力により、舌根が垂れ下がり、舌根が気道を塞ぎ、無呼吸症候群の主たる原因であるならば、腹臥位で頭部が約90度下向きになれば舌根沈下は起らなくなります。(図‐3)

無呼吸症候群の原因は舌根沈下、軟口蓋沈下だけではなく、首の回りの脂肪(肥満)や扁桃肥大もあると言われています。腹臥位姿勢になるだけで100%無呼吸症候群が治るとは考えませんが、横向きになるだけで30%の改善が出来るなら、かなりの率で改善できると確信して居ります。

寝姿勢と無呼吸症候群の関係についての研究してくれる、研究機関、病院があったら、と切に思います。特に腹臥位との関係は手つかずの領域であり、大変興味深いテーマです。
但し、『腹臥位で頭部が約90度下向きになれれば・・』という条件が難しく、就寝から起床迄腹臥位に成れる、補助具の開発と敷き寝具の開発が待たれるところです。

今回『三方よしのマットレス』を開発出来ました。又腹臥位に成りやすい補助具の開発もしています。近々完成の見込みです。

腹臥位に慣れ、腹臥位になることにより無呼吸症候群が改善し、老いて腹臥位療法の恩恵に浴し、安らかな生活が送れる人が増えたらと心より思います。

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