低位舌はうつ伏せ寝で直る
2012・6のブログ「無呼吸症候群に低位舌があり…」で書きましたが、
正しい舌尖の位置は上顎前歯のすぐ後ろに位置し、舌の広い部分は上あごに軽く付いている、「た」と発音するときの舌の位置です。
低位舌の人は舌の先が下の歯ぐきの位置に有り、舌の周囲は歯の接しているため、舌のふちがガタガタとなります、又、舌が上顎に接しないため、こすれて汚れが落ちることなく、白く見えます。
成長期の低位舌は上あごへの正しい圧力が働かないため、歯並びが悪くなり、かみ合わせが悪くなる、等いろいろな症状が現れます。また舌はいろいろな骨とくっ付いています。舌の位置により、周りの筋肉に影響を与えます。
・口が開きやすくなる 口内が乾きやすく・歯周病になりやすい
・舌先が下がると舌根は後方に下がり、気道をせまくする・いびき、無呼吸の原因
・舌を上あごに押し付けられないと、飲み込み動作がわるく、誤飲しやすい
うつ伏せ寝は低位舌が自然と治る
低位舌の直し方 ためしてガッテンより
「ベロは宝」・ 「ベロはたから」と舌を動かすことにより、舌の筋肉を鍛えると、低位舌は治るそうです。口に出しても、出さなくとも、口まねをするだけでもよい。
舌の筋力がアップするトレーニング、この言葉を1日20回 繰り返す
ガッテン方式の舌の筋力を鍛えるのが、真の解決法と思いますが、なかなか実行できません。
私も子供の頃から、軽い低位舌で下の歯を押し出し、上の歯とほとんど同じで、上下の歯が揃っています。
近年うつぶせ寝を研究して、うつ伏せで寝ていると、自然と舌の位置が左の図のように下がり、舌は正しい位置に収まるようになりました。いつの間にか低位舌が治っていました。
上向きに寝ても、舌が定位置にいると、上あごに舌が密着して、舌根は気道の方には垂れ下がらないことが体感できます。
『無呼吸症候群の原因に低位舌もあり』は真実と思います。